クライアント：大和リース株式会社

オープン：2019年11月

所在地：滋賀県大津市

業務内容：建築・環境・サインデザイン、環境設計・施工

カテゴリー：ショッピングセンター

撮影者 : ワープボタン株式会社

メディア : ディスプレイ産業賞2020 大賞

「官民共同プロジェクトによって生まれ変わった、市民の新しい憩いの場」

本事業用地 は2011年に廃止された大津びわこ競輪場以前より近江神宮外苑公園として所在するなど大津市の未来を担う貴重な公有地であり、地域の人々の憩いの場となる都市公園として「公園の中の商業施設」をコンセプトに官民共同プロジェクトによって「コミュニティ」・「健康」・「教育」・「ビジネス」の4つのテーマとそれに沿ったコンテンツで地域の人々が健康に生き生きと暮らす為に、地域経済の活性化と地域の人々の交流を生み出す公園を中心とした施設として計画されました。

建築ボリュームは分棟配置とすることで地域景観への圧迫感をなくし比叡山から琵琶湖への連続性を表現した勾配屋根が公園の豊かな緑と折り重なります。また、比叡山と琵琶湖というこの場所にしかない2つの景色との調和を図った石目と木目で切り替えられた建築によって地域景観とも一体となり地元市民に愛される施設を目指しました。コロナウィルスの流行前に完工された本案件ですが、このような状況下の中で今後さらに地域の人々にとって必要な施設となって行くことを願います。